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ヲタクについて思うこと


ヲタクっていうと、一般的に言ってアニメマニアの蔑称ですよね。まさに蔑称という感じの

ワードです。本当は個別に見るとアニメマニアだけじゃなくて、ギャルゲーマニアもヲタク

の中に入るんだけど、一般人から見ればアニメもギャルゲーも一緒なので「ヲタク」の中

に十分入っちゃいます。きっと彼らはマルチを見てもアニメのキャラだと思うに決まってい

ます。確かにアニメ化されたけどさ(笑) だいたい、ギャルゲーなんてものの存在を知っ

ているかすら怪しいです。いや、怪しいのはいい年してそんなものに夢中な我々なんでし

ょうが…(苦笑)  普通に暮らしていればその存在にすら気付かないですむギャルゲー。

一体なんだってこんなダメ人間になってしまったのか…。 ところで、ヲタクについて思っ

たことなんですが、その発言を良く聴いてみると、どうも自分自身がヲタクであることを別

に恥じてないようなんですね。自らを「ヲタク」とか「ダメ人間」などと呼称し、別にそれを恥

とは思っていない(笑) ダメ人間だと思うんならなんとかそれを直してダメじゃなくすれば

良いじゃないかと普通の人なら思うところを、直す気配がないばかりか、さらに深みには

まって行ってしまうという、全くもってダメです(苦笑) もうそろそろ社会復帰も考えないと

いけない人たちもいるだろうに…。でも、復帰する気配は微塵も無し。良いですね〜。

それでこそヲタクです。ふぁいと、だよ。ある程度まで来てしまったらヲタク道を行くしかな

いでしょう。で、ヲタクに関してなんですが、その気質に対してちょっと感じたことがありま

す。自らをヲタクと認識しつつも、その事をかなり冷めた目で見ているのではないかと思

うんです。ヲタクである自分を自嘲しながら見ているんではないかと。わき目も振らずヲタ

ク道と言う感じのする彼らですが何気に自分の事をわかっていて、ダメ人間だとわかって

いながらそれでもなおヲタク道を突き進んでいるのではないかと思うのです。自分の事を

ダメ人間などと言っているのを見るたびにそんな風に考えてしまいます。自分の事をダメ

だと思いつつもそんなダメさ加減を自嘲しながら楽しんでいるのがヲタクなんではないか

と俺は思うわけです。自嘲、自らを嘲る。ダメだダメだと思いつつもやっぱり徹夜でギャル

ゲーをやってしまう。一日中アニメを見てしまう。そしてそんな自分のダメさ加減を楽しんで

しまう。こんな所にヲタクの本質があるのではないかと。ヲタクというのは必ずしも知識の

豊富さだけではなくその気質も問題だと思います。物知りなだけではならんのです(笑)

だから、アニメや、ギャルゲーに対する知識はそれほどじゃなくても秋葉あたりで強烈なオ

ーラ(ガンダム風に言うとプレッシャー)を周囲に撒き散らしている人もいるはずです。

それにしても、いつになったら社会復帰するんだろうか…。パソコン捨てるとかの荒療治

が必要なんだろうか…。昔は普通だったんけどな…。毎週かかさずリアルタイムでエヴァ

を見たりするだけのいたって普通の高校生だったんだが…(普通じゃないし)  何がいけ

なかったんだろう。やはり、ギャルゲーかな…。あの作品がなければ今ごろ俺は…。

 

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